サステナビリティ
SUSTAINABILITY
環境への取組み
考え方
わたしたちEKKグループは社会を構成するメンバーの一員として、持続可能な社会の実現に向けて取り組むことが企業の責務であると考えています。
気候変動対策、資源循環、水資源の保全、生物多様性保全といった様々な地球環境保全への対応がこれまで以上に企業に求められています。
EKKグループでは、環境貢献に資する製品の開発、販売ならびに、生産等の事業活動を通じて、これらの様々な地球環境の保全に取り組んでいます。
環境マネジメント
EKKグループは、環境方針を掲げて環境保全活動に取り組んでいます。国内すべてのグループ会社でISO14001の認証を取得し、統一された環境マネジメントシステムを運用しています。
環境法規制の順守
当社は、環境法規制を順守するためには従業員一人ひとりの意識が必要不可欠と考えており、2022年度から「環境法令教育」を開始しました。まずは基礎編教育として、すべての従業員を対象に環境法令を順守することの大切さを伝え、認識を向上するための教育を行っています。今後、専門的な知識も盛り込んだ教育とシステム化を進めていきます。
毎年、EKKグループに適用される環境法規制を特定し、半期ごとにその順守状況を確認しています。2022年度において、環境法規制違反に該当する環境事故はありませんでした。なお、フロン機器の簡易点検が必要なものが2件見つかったため、適切に対応しました。
また、環境事故や災害が発生した場合の環境汚染を防止するため、緊急時の対応手順を定めています。生産拠点では、定期的に緊急事態対応テストを実施して対応手順に問題がないかを確認し、緊急事態発生時の体制を整えています。


環境内部監査・環境パトロール
毎年、すべての部門を対象に内部監査を実施しています。内部監査員の有資格者は約300名で、内部監査の開始前に内部監査員教育を実施し、年度の重点監査項目や確認のポイントを教育しています。また、内部監査員のスキルアップ及び監査の精度向上を図るために、事業場を横断した内部監査も進めています。
また、国内全生産拠点を対象とした環境パトロールを年1回実施しています。安全環境品質管理室・安全環境管理部から担当者が生産拠点を訪問し、現場(産業廃棄物、油類、薬品類の管理等)の確認・指導を行っています。
環境教育・環境意識向上
全従業員に対して年1回実施している認識教育では、全社統一のテキストを用いてEKKグループの環境保全に関する考え方や取り組みを共有するとともに、環境に関するトピックも織り込んで教育を行っています。
また、社内のポータルサイトに電力使用量等を公開し、環境意識の向上に役立てています。

環境コミュニケーション
Eagle Industry (Wuxi) Co., Ltd.(中国:EIW)は、2021~2022年度の環境管理活動が高く評価され、無錫市から「環境保護模範企業」を受賞しました。「環境保護模範企業」として、無錫市工業会社約10万社の中から53社のみの表彰です。
これは過去2年間環境違法ゼロ・苦情ゼロの実績により受賞に至ったものです。当受賞は2年間有効であり、EIW動態信用ランク評価が満点、グリーンランク(最高ランク)となりました。

環境に関する重要課題|各テーマへの取り組み

気候変動対策
豪雨や干ばつなど気候変動に伴う自然災害が増加する中、気候変動対策が重大な社会問題となっています。
EKKグループにおいても「2050年カーボンニュートラル」達成を目標に掲げ、CO2排出量削減に取り組んでいます。

産業廃棄物の削減・リサイクル
限りある資源を守るため、社会では循環型社会の形成が求められています。EKKグループでも廃棄物の削減に向けた各種取り組みを実施しており、廃棄物焼却に伴って発生するCO2の削減にも寄与しています。