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サステナビリティ

SUSTAINABILITY

コンプライアンス・リスクマネジメント

EKKグループのコンプライアンス体制

企業活動の多様化、グローバル化等に伴い企業集団としてのリスク管理、コンプライアンスの重要性が増していることを踏まえ、EKKにサステナビリティ委員会とその傘下にリスクマネジメント分科会を設置し、EKKグループの適切なリスクマネジメントとコンプライアンス遵守を継続する体制を整えています。EKKの業務本部長がグループ全体のコンプライアンスを統括し、各業務に関連する主要関係法令については、個別法令担当部門を設置し、社内規則・規程を整備し対応しています。また、海外を含めたグループ会社に、内部監査・コンプライアンスの担当部門を設置しています。
「EKK企業行動憲章」に基づき、「コンプライアンス規程」「EKK従業員コンプライアンス行動指針」を定め、コンプライアンスを重視することを明確にするとともに、EKKグループの全従業員に対してこれらの規程と行動指針を周知徹底しています。また、内部通報制度の整備のため内部通報規程も定めています。

コンプライアンスに関する取り組み・制度

コンプライアンス推進月間 内部通報制度 内部監査の状況
毎年10月をコンプライアンス推進月間と定め、EKK国内グループを中心にコンプライアンスの意識向上・啓蒙活動を実施しています。 海外を含めたグループ会社従業員が利用できる内部通報窓口(社内・社外)を設置し、業務上の不正防止等を図るとともに、法令遵守に関する情報把握を行っています。
通報をもとに調査した結果、不適切な状況があれば、改善是正を組織的に対応しています。
内部監査は、社長により任命された内部監査員により、各部門及び関係会社の業務が適切かつ合理的に執行されているかを監査しています。これらの監査内容は、定期的に監査役への報告・意見交換を実施し、取締役会へも定期的に報告を行っております。

リスクマネジメント

事業活動に潜むリスクを認知し、その発生防止と緊急事態発生時の対応のため「リスクマネジメント方針」「リスクマネジメント規程」を制定し、運用しています。
サステナビリティ委員会傘下のリスクマネジメント分科会では、社内各部門・グループ会社のリスク抽出・評価を実施し、組織的に予防策の推進を図るとともに、各事業年度に「全社のリスクマネジメント活動年度目標」について討議しています。それらの内容は取締役会・本部長室長会において報告された後、社内各部門・グループ会社に展開しています。

リスクマネジメント活動の事例

自然災害対策としての事業継続マネジメント 情報セキュリティ対策
EKKグループでは、大地震や台風・豪雨などの大規模災害時も事業活動継続のため、想定されるリスクの抽出と被災防止や低減への対策を行っています。
事業場ごとの業態や環境にあわせてBCP(事業継続計画)を策定してBCM(事業継続マネジメント活動)を実施しており、毎年1回、リスク抽出を行っています。特に注意すべき自然災害等のリスクを特定し対策を講じるとともに、サステナビリティ委員会傘下のリスクマネジメント分科会にて、事業継続に重大な影響を及ぼすものを選別し、特に重要なものをリスクマネジメント目標に設定しています。
また、大規模災害によって製品・サービス提供が中断することのないよう、複数の拠点間での代替製造をグローバルで進めています。
EKKではCSIRT部を設置し、EKKグループの情報セキュリティの強化を推進しています。CSIRT部を中心に、各事業部や国内グループ会社から情報セキュリティ対策の主要メンバーを選出し、情報共有とサイバーセキュリティ演習を実施し、海外グループ会社にも対象を拡大しています。
情報セキュリティに関する規程を整備し、従業員の知識向上を図るため、Webアンケート形式での教育を行っています。情報セキュリティに関する規程・基準の内容や、近年発生したセキュリティ事故に関する質問を通して、必要な知識・業務時に留意すべき事項、対策等の普及に努めています。
また、ITシステムに関する緊急事態トレーニングも実施しています。
※Computer Security Incident Response Teamの略。コンピュータセキュリティインシデントに関する対応を行う組織

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