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セグメントシール
主として、航空機エンジンのメインシャフトシール用に開発したものです。その特長は、精密な加工技術を伴う独特の摺動面 構造にあり、ガスシールとしての高度なシール性によって、バッファガスの消費量も少なく、省エネルギーを果たし、また、毒性、可燃性ガスを使用するラインで高い評価を得ています。さらに、低トルク回転のため耐久性にも優れたものがあります。今日、国産のH-I・H-IIロケット計画にも使用されるなど、ロケット、航空機分野をはじめ、ブロア、コンプレッサ、ファンのように、一般産業分野にも幅広く活用され、高性能、高精度シールの名を高めています。
800シリーズ
高密度実装を要求される航空機エンジンでは、当然のことながら シールも極めて小型、軽量であることが必須条件となります。当社は、これまで航空機エンジン用シールに実績を重ね、700シリーズ (EKU750型、EKU770型)及び800シリーズ(EBU800型)のコンパクト型 メカニカルシールを商品化しています。これらのシールのサイズは、今日、コンパクト型のスタンダードサイズと目されています。中でも、800シリーズは、2次シール部に溶接金属ベローズを採用したことにより、その加工精度とも相まって超コンパクト化を果たし、高速、高温、極低温 における回転性能は世界最高水準を誇っています。現在、国産大型 ロケット”H-IIA”の2段目エンジン用液酸、液水ターボポンプ1次シールに使用されるのも、この製品です。
アクチシール
金属Oリングと同等の組成、温度・圧力特性をもちながら、特殊な構造設計によって高いバネ特性をもたせ、低荷重特性、フランジの歪みなどに対応する変形追随機能を高めた弾性ガスケットです。極低温から高温・高圧条件においても安定したシール性能を発揮します。
フローティングリングシール
フローティングリングシールは接触型シールでは限界のある高速領域、高圧・高温領域において、主としてガスをシールするための非接触型シールです。ハウジングに組み込んだカーボンリングとシャフト間に微小な隙間を保つよう設計され、ラビリンスシールに比較してガスリークを1/10前後に抑えることができ、機器の効率向上や軽量化、小型化をはかることができます。
スペシャルアプリケーションシール
1967年から将来の液体燃料ロケット開発に備えロケットターボポンプ用シールの研究開発をおこない、1974年に世界で最も漏れ量の少ない液体水素シールを開発しました。その技術ノウハウはH-1ロケットのLE-5エンジンの液体酸素、液体水素のターボポンプシール開発をはじめとし、H-2ロケットのターボポンプシールの開発へと展開されています。 ロケットエンジンのターボポンプは、推進薬である極低温の液体酸素・液体水素を数万回転で200-400気圧に加圧してエンジンの燃焼室に送り込みます。このターボポンプは500-700℃の高温ガスによって駆動するため、ポンプ内部にある極低温の推進薬と高温の駆動ガスが接触すれば爆発する極めて危険な環境にあります。ターボポンプシールはこのような極限条件下にある高速回転軸において流体の接触や漏洩を防ぐシールシステムを構成します。
メインシャフトフェイスタイプシール
航空機エンジンのメインシャフトシールは、圧縮空気および高温ガスと潤滑油をシールするため、燃焼器の入口や後方エグゾースト部では、高圧および高温下の極めて過酷な条件で使用されます。 フェイスタイプシールは軸と直角の回転摺動面でシールする端面摺動型で、固定側のシール本体と、軸に固定されて回転するメイティングリングからなります。固定側シールは摺動面にカーボングラファイトを使用し、シール荷重をスプリングで付加し、高温環境に対応してメタルピストンリングを二次シール部に使用しています。メイティングリングは摺動面に高温耐摩耗性のすぐれたクロムカーバイドをコーティングしています。また、ガスシールとしての作動環境になるためメイティングリングのシール摺動面には潤滑油を導入する構造が採られます。フェイスタイプシールはフィールドメンテナンスコストを最小とし、高信頼性を確保するするコンセプトに基づき構造設計され長寿命、高信頼性が最大に発揮されるシールです。
ブラシシール
ブラシ・シールは極細ワイヤーおよび2枚のプレートから構成されます。ステータとロータのすきま変化や偏心にシールが追随することにより優れた密閉能力を発揮する為、エンジン出力および燃料効率を著しく改善することが可能となっています。伝統的に、ブラシ・シールは二次空気の漏れの低減化のため、航空機ガスタービンの中で使用されてきましたが、今日、大型発電用ガスタービン向けに改善され、ラビリンスシールに代わって最新モデルのガスタービンに搭載されています。