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イーグル工業株式会社 代表取締役社長 鶴 鉄二

新たな中期経営計画がスタート!
持続的な企業体質の構築と
2019年度の売上高1,800億円をめざします。

2017年12月 
代表取締役社長

鶴 鉄二

 当中間期(2017年4月1日から2017年9月30日まで)における世界経済情勢は、東アジアにおいて地政学リスクがクローズアップされましたが主要国の経済はほぼ安定して推移しました。米国経済は安定軌道にあり、欧州でもドイツを始め主要国で景気回復が鮮明になってきました。中国では改革路線が継続する中、インフラ投資、民間消費の拡大で安定的な成長が続き、インド・東南アジアも緩やかに景気が持ち直しています。

 一方、日本経済においては内需が伸び悩む状況が続きましたが、積極的な金融政策、財政政策により、輸出部門、建設部門の企業業績が改善し、緩やかながら国内の設備投資も増加、雇用環境も好転するなど徐々に実体経済に回復の兆しが見え始めました。そうした中、当社グループの事業は概ね堅調に推移しました。

 事業セグメント別では、自動車・建設機械業界向け事業は、自動車・建設機械向け製品の販売がそれぞれ堅調に推移しましたが販売価格の低下やプロダクトミックスの影響により前年同期比で減益となりました。一般産業機械業界向け事業は、国内半導体業界向け製品、インド・東南アジア地域におけるプラント向けシール製品が牽引し事業全体の業績を押し上げました。舶用業界向け事業は、修繕部品の需要増加により売上、利益ともに前年同期比で増加しました。航空宇宙業界向け事業は、前年度下期に光工学業界向け事業から撤退した影響ならびにプロダクトミックスの影響により売上高は減少し、営業損失となりました。

 これらの結果、当中間期の連結業績は、売上高734億29百万円(前年同期比7.9%増)、営業利益54億31百万円(同9.7%増)、経常利益70億40百万円(同61.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益39億18百万円(同79.5%増)となりました。

 当期は、2019年度を最終年度とする中期経営計画「持続性ある企業体質の構築 -Fly Sky High !」のスタートの年です。これまでの事業活動を継続し、さらにそれらを深化させるべく主要推進項目の着実な実行に取り組んでいます。「顧客から信頼される品質の確保」、「世界同一品質の確保」の実現のための「永遠のゼロ」活動、自動車のEV化の対応など次世代モビリティならびに次世代エネルギー市場向けに固有技術を活かした次世代商品開発、地道かつ徹底的なTCD(Total Cost Down)、ムダ半活動、BCM(Business Continuity Management)の構築、ERP導入と円滑な運用など、それぞれの施策において徐々に取り組みの効果も表れてきています。最近話題となっている働き方改革についても、人間尊重経営のもと、風通しの良い職場づくりや女性従業員の積極登用、時間外労働の削減などを進めています。

 昨今の目まぐるしい変化が進む事業環境において、これらの施策は当社グループが永続的な成長を果たすためにも欠かすことができない事項です。計画達成のためにも下期も継続して注力してまいります。

 株主の皆様におかれましては、当社グループの経営方針ならびに経営施策にご理解いただき、なお一層のご支援を賜りたくお願い申し上げます。