EKKテクノロジー

EKKテクノロジー

Measurement / Analysis Technology計測・解析技術

当社では、計測技術及び解析技術に関する固有技術を最大限活用し、製品開発を展開しています。
実例として、以下についてご紹介します。

  • 解析技術:メカニカルシールの摺動面の熱構造解析
  • 計測技術:小型軸封シールの微少トルク試験・大型軸封シールの回転試験・可視化試験

メカニカルシール摺動面の熱構造解析

メカニカルシール摺動面の熱構造解析イメージ図
メカニカルシール摺動面の熱構造解析
イメージ図

実験だけでなく、数値解析を用いることで、生じる可能性のある 現象を事前にシミュレーションし、予測可能となり、実験工数を削減することができます。
また、実験では解明が困難である現象を把握することできます。

更に、実験から得た結果に対して、数値計算を用いることで理論的な考察ができるため、実験結果の補完にもなり、より信頼性の高い製品開発に貢献しております。熱構造解析以外にも、熱流体解析・振動/衝撃解析などの解析も行なっております。

小型軸封シール微少トルク試験

小型軸封シール微少トルク試験機
小型軸封シール微少トルク試験機

近年、回転機械の性能・効率向上のために、密封性能を維持しつつ摩擦を極限まで低下させたメカニカルシールが要請されており、低摩擦を追及した製品の研究・開発も進めています。

研究・開発を進めるためには、性能を評価するための「計測器」が必要であり、私たちは独自のトルク計測用回転試験機を導入しています。特徴は、以下の通りです。

  • 昇温・加圧が可能。
    • 実使用条件に近い環境でトルク計測が可能
  • トルク は液槽側、軸側の2系統で計測する。
    • 数値の信頼性を向上
  • 液槽および軸の回転支持部にエアスピンドルを用いている。
    • トルク値に影響を及ぼす部分を極力排除し、数値の信頼性を向上

上記により、確かな製品評価が可能となり、製品開発へ活かされています。

大型軸封シール回転試験

大型軸封シール回転試験機
大型軸封シール回転試験機

エネルギ資源の節約や二酸化炭素の排出抑制の観点から、火力発電所を始め大型回転設備において発電効率の向上が求められております。なかでも軸封シールは、漏れ量の低減・高負荷環境下での使用・長寿命化は効率に直結する製品です。

当社では独自の回転試験機により軸封シールのトルクデータの取得や、試験環境下での挙動を把握し、更なるシール性能向上に向けて日々研究開発を進めております。

試験機の特徴は、以下の通りです。

試験機の特長
  1. 1.高回転、加圧が可能であり、実機環境を模擬した試験が可能。
  2. 2.軸の偏芯を模擬することが可能。
  3. 3.大径品(軸径MAX350mm)の試験可能。

可視化試験

メカニカルシールの機能を把握するため、摺動面可視化試験機を製作し、摺動面の直接観察を実施しています。またレーザー励起蛍光法により、摺動面の液膜厚さ分布の測定が可能です。

これらの技術により、摺動面で生じている現象を、自らの目でも確認・検証することができ、シール製作のノウハウを蓄積しております。

可視化試験機概要図
可視化試験機概要図